第13回演奏会
演奏曲目
2013.11.17(日) 18:30 開演 日本福音ルーテル健軍教会
第1ステージ 指揮:竹井 成美
- Ego sum/われは甦り(グレゴリオ聖歌〜サカラメンタ提要より)
- Libera me/我を解放ちたまえ(グレゴリオ聖歌〜サカラメンタ提要より)
- Libera me/我を解放ちたまえ(ビクトリア作曲〜4声のレクイエムより)
- Vere languores nostros/まことに我らの弱さを(ビクトリア作曲)
- Jesu dulcis memoria/イエスの甘き思い出(ビクトリア作曲)
第2ステージ 指揮:大津敬一朗
- If ye love me/汝らわれを愛さば(タリス作曲)
- Tu solus qui facis mirabilia/あなたのみが奇跡を為す方(デ・プレ作曲)
- Introit/入祭唱(ビクトリア作曲〜4声のレクイエムより)
- Kyrie/キリエ(ビクトリア作曲〜4声のレクイエムより)
第3ステージ 指揮:竹井 成美
- L'amour, la mort et la vie/愛と死と生と(ジャヌカン作曲)
- Ce moys de may/この五月(ジャヌカン作曲)
- Au verd bois je m'en iray/緑の森へ(ジャヌカン作曲)
- Le chant des oyseaux/鳥の歌(ジャヌカン作曲)
第4ステージ 指揮:大津敬一朗
- Il bianco dolce cingo/白くて優しい白鳥(アルカデルト作曲)
- Mentre il cuculo il suo cucu cantava/カッコーうたう(カイモ作曲)
歌詞対訳
Ego sum(我はよみがえり)
Ego sum resurrectio et vita,
qui credit in me etiam si mortuus fuerit vivet;
et omnis qui vivet et credit in me
non morietur in aeternum.
Benedictus Dominus Deus Israel,
quia visitavit et fecit
redemptionem plebis suae.
私は復活し、そして生きている
私を信じるものは死後も生き続け
生きて私を信じるものは皆
永遠に死ぬことがない
イスラエルの神である主に栄光あれ
主はやがて現われ我らをお救いになる。
Libera me, Domine(我を解き放ちたまえ)
Libera me, Domine, de morte æterna
in die illa tremenda.
quando cœli movendi sunt et terra,
dum veneris judicare sæculum per ignem.
Tremens factus sum ego et timeo,
dum discussio venerit atque ventura ira.
quando cœli movendi sunt et terra.
Dies illa, dies iræ calamitatis et miseriæ,
dies magna et amara valde.
dum veneris judicare sæculum per ignem.
Requiem æternam dona eis, Domine
et lux perpetua luceat eis.
Libera me, Domine, de morte æterna
in die illa tremenda.
quando cœli movendi sunt et terra,
dum veneris judicare sæculum per ignem.
主よ、かの恐ろしき日に
私を永遠の死から解き放ち下さい、
天と地が揺れ動くとき、
あなたが火をもってこの世を審判するため
現れになるときに。
わたしはひたすら震えることしか出来ず
審判が下され、怒りが迫り来る間、
私は恐れています。
そのとき天と地は揺れ動く、
かの日、怒りと禍そして苦難の日
かの日、とても長くて辛辣な日
そのときあなたは火をもって
この世の審判のため現れになる、
主よ、永遠の安らぎを彼らにお与え下さい
そして絶えまない光で彼らをお包み下さい
主よ、かの恐ろしき日に
私を永遠の死から解き放ち下さい、
天と地が揺れ動くとき、
あなたが火をもってこの世を裁くため
現れになるときに。
Vere languores nostros(まことに我らの弱さを)
Vere languores nostros ipse tulit
et dolores nostros ipse portavit
cujus livore sanati sumus
Dulce lignum, dulces clavos,
dulcia ferens pondera,
quae sola fuisti digna
sustinere Regem caelorum, et Dominum
まさに私たちの苦難を彼は担われ
私たちの痛みを彼は負われた
いったい誰の贖いによって
私たちは救われたのだろうか!
愛しき十字架よ、愛しき釘よ
最も愛しきは背負われた重荷よ
天の王と主を支える価値があるのは、
それらのみである
Jesu dulcis memoria(イエスの甘き思い出)
Jesu dulcis memoria
dans vera cordi gaudia,
sed super mel et Omnia
ejus dulcis praesentia.
イエスは甘き思い出、
心に喜びを与えてくれる本当のお方、
蜜や万物にまさるその甘き存在。
If ye love me(汝らが私を愛するなら)
If ye love me,
keep my commandment
and I will pray the Father
and he shall give you another Comforter
that he may bide with you for ever
even the Spirit of truth.
汝らが私を愛するならば
私のことば(戒律)を守りなさい
そうすれば私は御父に祈りましょう
御父はさらなる聖霊を遣わされ
永遠に汝らと共に住まれるでしょう
まさしく真実の聖霊であられます
Tu solus qui facis mirabilia(あなたのみが奇跡を為す方)
Tu solus qui facis mirabilia,
Tu solus Creator, qui creasti nos,
Tu solus Redemptor, qui redemisti
nos
sanguine tuo pretiosissimo.
Ad te solum confugimus,
in te solum confidimus
nec alium adoramus,
Jesu Christe.
Ad te preces effundimus,
exaudi quod supplicamus,
et concede quod petimus,
Rex benigne.
あなただけが、奇跡をおこす方
あなただけが、私らをお造りになった創造主
あなただけが、最も高貴な血の贖いによって
私らを救ってくださる救い主
あなたにだけ、私らは救いを求めます
あなただけ、私らは信じます
私らは他の誰も崇拝することはありません
救世主イエスさま
あなたへのみ、私らは祈りを捧げます
私らの祈りをお聴きいれ下さい
私らの願いにお応え下さい、慈しみ深い王よ
Introit(入祭唱)
Requiem aeternam dona eis, Domine
et lux perpetua luceat eis.
Te decet hymnus Deus in Sion
et tibi reddetur votum in Jerusarem.
Exaudi orationem meam
ad te omnis caro veniet.
Requiem aeternem dona eis, Domine
et lux perpetua luceat eis.
主よ、永遠の安らぎを彼らにお与え下さい
そして絶えざる光につつまれますように。
神よ、シオンでは歌であなたを讃えますます
エルサレムではあなたへ祈りを捧げます。
我らの祈りをお聞きいれ下さい
すべて生きるものはあなたの元へまいります。
主よ、永遠の安らぎを彼らにお与え下さい
そして絶えざる光につつまれますように。
Kyrie(憐れみの賛歌)
Kyrie eleison,
Christe eleison,
Kyrie eleison.
主よ憐れみたまえ、
キリストよ憐れみたまえ、
主よ憐れみたまえ
L’amuor, la mort et la vie/愛と死と生
愛と生と死は常に私を悩ませる
私を虜にしたままであれと欲し
更に私を留めておきたいと望む
笑顔を浮かべようとしても涙が流れ
燃え盛る愛の炎によって…
生きることは私に死を望ませ
死することは私に生を望ませる
Ce mois de may/この五月
この5月に緑色の服を着よう
早起きして通りで1回2回3回と跳ねてみよう
この5月に緑色の服を着よう
Au verd bois je m'en iray/緑の森に
私は一人で緑の森へ行く
私は遊びに緑の森へ行く
友達と1時間過ごす約束をしたから
言いたい人には言わせておけ
彼と上手くいくためには
穏やかに接しなくてはならない
緑の樹の下に行こう
甘い口づけをかわすのに
他人の非難はおいといて…
私は一人で緑の森へ行く
私は遊びに緑の森へ行く
Le chant des oyseaux/鳥の歌
目を覚ませ!休止した心よ、愛の神が呼んでいる。
5月の初日に小鳥が奇跡をおこそうとしている。
元気を出したいなら、ほら耳を澄ませてごらん、
ファリラリロン‥‥フルリ‥‥ジョリ‥‥
楽しくなってくるだろう、楽しみに身をゆだねよう。
かっこうの旦那あっち行ってこの場から消えてくれ
みんなが軽蔑しているんだ、裏切り者。
カッコー‥‥カッコー‥‥、
呼ばれもしないのに
みんなの巣に卵を産んで欺いている。
目を覚ませ!休止した心よ、愛の神が呼んでいる。
Il bianco e dolce cigno/白くて優しい白鳥
白くて優しい白鳥は歌いながら死ぬ
そして私は泣きながら臨終をむかえる。
不思議で多彩な運命よ、
白鳥が失意のうちに死ぬのに、
私は祝福されて死に、
死を迎え私はあらゆる喜びで満たされる。
もし死ぬことで苦痛を感じないのなら
1日に千回死んでも満足することだろう
Mentre il cuculo il suo/カッコウ歌う
カッコーはうたう、カッコー、カッコー
その傍らでアマリリスは言う
ダモンよフィリはおいて私の方へおいでよ
カッコー、カッコー
ほらよんでいる